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文大統領「戦時作戦統制権の早期移管を目指す」

Write: 2017-09-28 14:37:01

文在寅(ムン・ジェイン)大統領は28日、京畿道(キョンギド)平沢(ピョンテク)の海軍第2艦隊で開かれた「国軍の日」の記念式典で演説し、アメリカ軍から韓国軍への戦時作戦統制権の早期移管を目指していると強調しました。
文大統領は、演説のなかで、「勝つ軍隊にならなければならない。北韓の核・ミサイルの脅威に対応する能力を確保することが最優先だ」としたうえで、「攻撃型の防衛システム‘’キルチェーン‘’と、‘’KAMD=韓国型ミサイル防衛システム‘’、それに北韓の挑発にミサイルで反撃する‘’大量反撃報復(KMPR)‘’からなる「韓国型3軸体系」の早期構築に向けて全力を尽くすよう指示しました。
また、文大統領は「政府は、戦時作戦統制権のアメリカ軍から韓国軍への早期移管を目指している。独自の防衛力に基づく戦時作戦統制権の移管は、わが軍の体質や能力を飛躍的に発展させる」と強調しました。
記念式典は、来月1日の「国軍の日」を前に韓国軍創設69周年を記念する式典で、ことし初めて海軍の部隊で開かれました。
大統領府青瓦台の関係者は、「海軍第2艦隊司令部は、北韓による韓国軍哨戒艦撃沈事件や延坪(ヨンピョン)海戦を経験した象徴的な場所だ。陸・海・空軍ともにバランスよく戦力を増強させなければならないという文大統領の意志も反映された」と話しています。

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