韓国政府はPM2.5の問題を韓中首脳会談でも取り上げることにしました。
25日に国会で開かれた政府与党協議会で、これまで閣僚級会談で取り上げてきたPM2.5の問題を、首脳会談でも議題として取り上げることを決めたものです。
一方、韓国政府は、ディーゼル自動車の排ガス規制を強化したり、発電部門では新規の火力発電所の建設計画の再検討、老朽化した石炭火力発電所の廃止などを進めるなど、PM2.5の対策を講じています。
また、PM2.5から子どもや高齢者を守るための対策も進めていくことにしています。
与党「ともに民主党」は、PM2.5対策の問題を国民の生存権の問題として捉え、2022年までにPM2.5の排出量を30%減らすことを目標に、対策を講じていくとしています。