輸出企業と内需企業の景況感の格差が拡大したことが分かりました。
輸出企業は輸出が売上の50%以上を占める企業、内需企業は内需が50%以上の企業です。
韓国企業が11日公表した企業の景況感指数を見ますと、8月の時点で輸出企業の景況感指数は84で、内需企業の75より9ポイント高くなっています。
1~8月まで、輸出企業と内需企業の景況感指数の差は月平均8.4ポイントでした。
9ポイントまで差が拡大したのは9年ぶりです。
ことしに入ってから半導体を中心に輸出が回復していますが、一方で国内消費は大きく回復していません。
韓国銀行は、ことしに入ってから輸出が回復し、輸出企業の景況感は改善しているが、国内消費は依然として低調で、内需企業の景況感はよくなく、その差が拡大していると指摘しました。