2023年世界スカウトジャンボリーの開催地に、韓半島西の海、西海に面した全羅北道(チョンラブクド)の干拓地、セマングムが決まりました。
全羅北道が17日、発表したところによりますと、世界スカウト機構の総会が現地時間16日、アゼルバイジャン共和国で開かれ、全羅北道のセマングムが、2023年の第25回世界スカウトジャンボリーの開催地に選ばれたということです。
総会では候補地に対する投票が行われ、セマングムは、607票を獲得し、ポーランドのグダニスクに242票差で、開催地に決まりました。
韓国では、1991年に江原道(カンウォンド)高城(コソン)で開催されて以来32年ぶりで、2回目となります。
世界スカウトジャンボリーは、4年に1度開かれるスカウトの大会で、14歳から17歳の青少年からなる各国の代表団が参加し、民族や文化、イデオロギーにとらわれず、キャンプをしながら国際理解と友情を育みます。
第25回大会は2023年8月、セマングムの観光・レジャー用地で「Draw your Dream」をテーマに、12日間、開かれ、これまででもっとも多い168か国・地域から5万人あまりの青少年が参加する予定です。