韓流の人気を受けて、タイに韓国のコンテンツ専用のテレビチャンネルが初めて誕生することになりました。
来月に試験放送を実施し、11月にはタイ全域で放送が始まります。
KBSとMBCなど地上波だけでなく、一部のケーブル放送のドラマやバラエティ番組などが主なコンテンツとなります。
タイでは、芸能人の父親が育児に挑戦するKBSバラエティ「スーパーマンが帰ってきた」のフォーマットが輸出され、高い人気を博しているほか、タイの首相もよく見ていたというKBSドラマ「太陽の末えい」は、タイ版が放送されており、「雲が描いた月明かり」も人気です。
アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備にともなう中国政府の報復措置によって、韓流コンテンツの中国向け輸出が難しくなったことで、韓国のコンテンツ会社は、中国の代わりにタイなど東南アジア市場への参入を狙うとしています。