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サード中核装備が配備先に到着 

Write: 2017-04-26 10:31:51

アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の中核装備が26日未明、配備先の慶尚北道(キョンサンブクド)星州(ソンジュ)郡のゴルフ場に到着しました。
連合ニュースによりますと、アメリカ軍はこれまで烏山(オサン)アメリカ空軍基地に保管していた車両型発射台とXバンドレーダー、迎撃ミサイルなど、サードの中核装備を26日未明、配備先の星州郡のゴルフ場に搬入しました。
星州郡にサードの中核装備が持ち込まれたのは初めてです。
特に敵のミサイルを探知する「サードの目」といわれる中核装備「Xバンドレーダー」は組み立てが必要ない完成品の形で運びこまれ、すぐにでも稼動が可能な状態だということです。
装備が到着した際、サード配備に反発する地元住民ら数百人と警察の間では衝突が発生しました。
これまで国防部は、大統領選挙前にサードが配備されることは物理的に不可能だとしてきたうえ、今回の配備は環境影響評価などがまだ完了していない中で突然進められため、住民から厳しい批判の声が出ています。
軍当局は今後もサードの装備と部隊建設に必要な装備・物資を星州ゴルフ場に搬入する計画で、近く試験運用が始まるものとみられています。

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