2014年4月に韓国南西部の珍島沖で沈没し、今月上旬に陸揚げされたセウォル号の船内捜索が、18日に始まりました。
セウォル号の現場収拾本部は18日の会見で、船首の左舷Aデッキから進入する計画を発表しました。
セウォル号は左を下にして横倒しになっている状態で、下部の左舷などに穴を開けて進入路を作り、70人余りが船内に入って4階Aデッキから捜索を始めるということです。
3階と4階の残りの区域については、18日の捜索の結果を踏まえて実施するとしています。
捜索で、骨が発見されれば、作業を中断し、回収します。
回収した骨は、国立科学捜査研究院で遺伝子確認を行うことにしています。
セウォル号事故では295人が死亡し、9人が行方不明のままとなっています。