メニューへ 本文へ
Go Top

「体制転換の目標はない」 米国務長官

Write: 2017-04-10 14:55:15

アメリカのティラーソン国務長官は9日のCBSテレビで、北韓問題について、「行動が必要な時点だということに中国も同意した」と述べました。
ティラーソン国務長官は米中首脳会談の結果に言及し、「北韓問題が危険であるという認識に米中間に隔たりはなかった」としたうえで、習近平国家主席も「北韓問題について行動が必要な時点だということに同意した」と述べました。
ティラーソン国務長官は、「中国も北韓問題が自国に利益にならないということを認識し始めたことを意味する」と説明し、北韓問題についての中国との協力について、「希望的だ」としました。
また、アメリカは北韓に対して、核やミサイル開発を中断してこそ対話が可能だという立場をすでに明らかにしたと強調したうえで、「アメリカは韓半島の非核化を希望するが、北韓の体制を転換させる目標はない」としました。
さらに、6日のアメリカによるシリア攻撃を北韓は留意すべきかとの質問に、「いかなる国も国際的な規範や合意に違反し、その水準が他国への脅威となれば、ある時点で対応が取られる」と答えました。
一方、マクマスター国家安全保障担当大統領補佐官はこのほど、トランプ大統領が北韓問題についてのすべての選択肢を準備するよう指示したと述べました。
マクマスター補佐官は原子力空母の西太平洋への移動については、北韓問題に対応するための慎重な決定だとしました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >