アメリカの高高度迎撃ミサイルシステム「サード(THAAD)」の韓国配備に対する報復措置として、中国政府が旅行会社を通じた中国人の韓国旅行を15日から、全面的に禁じることになりました。
中国の関連業界によりますと、中国政府の指示によって、中国のすべての旅行会社は15日から、韓国観光商品の取り扱いを一斉に中止することになったということです。
ロッテがサードの配備用地の提供を承認した直後、中国政府は、中国の旅行会社に対して、韓国観光商品の販売禁止、ロッテ関連商品の販売禁止、クルーズ船の韓国経由などを禁止しましたが、これが15日から、厳しく適用されることになったものです。
ただ、中国にある韓国大使館に個人的にビザを申請し、航空券や宿泊などを個人的に予約した人は、韓国旅行ができます。