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超少子高齢化 人口自然増加率が過去最低水準

Write: 2017-02-22 15:16:29

去年の出生児数が、1970年に関連統計を作成して以来、もっとも少なくなりました。
統計庁が22日、暫定集計して発表した「2016年出生・死亡統計」によりますと、去年の出生児数は、前の年に比べて3万2000人少ない40万6000人で、1970年に統計が作成されて以来、最も少なくなりました。
1970年に100万人だった出生児数は、2000年代に入ってから毎年40万人台で推移していましたが、その数は年々減っています。
また、一人の女性が一生に産む子供の平均数を示す合計特殊出生率は、2016年は、1.17人となり、前の年に比べて0.07人減りました。これは、OECD=経済協力開発機構に加盟している35か国のうち、最も少なくなっています。
一方、去年の死亡者数は、前の年に比べて1.8%増加した28万1000人で、1983年に関連統計を作成して以来、最も多くなっています。
この結果、出生者数から死亡者数を引いた人口自然増加数は12万5000人で、前の年に比べて3万7000人減りました。これもまた、1970年以来の最も少なくなっています。
こうした結果について、統計庁は、死亡率の高い高齢人口が増えた一方で、出生児の数が減り、自然増加率が最低水準になったと説明しています。

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