大統領府青瓦台の金寛鎮(キム・グァンジン)国家安全保障室長は22日、ホワイトハウスのマイケル・フリン国家安全保障担当補佐官と電話で協議しました。
フリン補佐官は、「アメリカと韓国の同盟関係が今後とも前向きに発展していくことを期待する」と述べ、これに対して、金寛鎮国家安全保障室長は、「北韓の核問題に厳重に対処していくために緊密に協力していきたい」と応じました。
一方、アメリカでトランプ政権が発足したこと受けて、外交部の趙賢東(チョ・ヒョンドン)公共外交大使は22日からアメリカを訪問し、トランプ政権の関係者に会い、実務レベルの協議を進めます。
また、韓国とアメリカは来週中にも6か国協議首席代表が会同する方向で調整を進めていて、トランプ政権でも北韓の核問題をめぐる韓米間の協力が緊密に進められるものとみられます。