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生産者物価 17か月ぶりに最高

Write: 2017-01-19 14:10:39

最近、卵などの値上がりが激しくなっているなか、消費者物価に先行する指標とされる生産者物価が17か月ぶりにもっとも高い水準となりました。
韓国銀行によりますと、先月の生産者物価指数は100.79で、前の月より0.8ポイント上昇し、去年7月以降17か月ぶりにもっとも高くなったということです。
生産者物価は、産業用の電気料金の割引が終わり、農産物の価格が上昇したことから、この5か月間上昇を続けています。
品目別には、農産物では、大根の価格が2.8倍、白菜が2倍にそれぞれ上昇しました。また冷凍イカが73%、軽油が24%それぞれ値上がりしています。
生産者物価は、消費者物価より先行して動くため、今後消費者物価もさらに上昇することが懸念されています。
一方、政府は、国際原油価格の上昇などの影響で、当面物価の上昇基調が続くとみて、19日、関連する対策を打ち出しました。
まず、鳥インフルエンザの感染拡大で急激に上昇している卵の価格を安定させるため、採卵鶏や採卵鶏の雛を早期に輸入することにしました。
また白菜2000トンを早期に出荷し、酒類などの値上がりの監視を強化することにしました。
冬の都市ガス料金を据え置くなど公共料金の引き上げも抑える方針です。さらに、消費者が実感する物価と指標との隔たりが大きいとみて、指標の算定方式を変更するなどの案も講じることにしました。

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