旧日本軍慰安婦被害者のパク・チャスンさんが、18日、中国で亡くなりました。
95歳でした。
パクさんは、全羅北道(チョンラブクド)全州(チョンジュ)で生まれ、19歳のときに、旧日本軍に連れて行かれ、中国で慰安婦生活を強いられました。
日本からの独立後も、中国で暮らしてきたパクさんは去年、帰国を準備していましたが、健康状態が悪化し、結局、帰国はかないませんでした。
遺族らは20日、中国で葬儀を行う予定です。
これで韓国政府に登録された慰安婦被害者239人のうち、生存者は39人となりました。
おととし暮れの韓日慰安婦合意以降、亡くなった慰安婦被害者は、8人となりました。