第２野党「国民の党」は15日の全党大会で、新しい代表に朴智元（パク・ジウォン）前非常対策委員長を選出しました。
朴智元氏は演説で、「大統領選挙の勝利にすべての焦点を合わせる」と述べ、次期大統領選挙に向けて党の体制を転換していく考えを示しました。
次期大統領候補として取りざたされている孫鶴圭（ソン・ハッキュ）元民主党代表や潘基文（パン・ギムン）前国連事務総長との連帯については、「国民の党」の政策や方針を認めるならいつでも門戸は開かれているとして、前向きな姿勢を示しました。
この問題については、安哲秀（アン・チョルス）元代表も、同じような考えを持つ人ならいつでも合流できるとして、ほかの勢力との連帯も可能だとする考えを示しました。
ただ、「国民の党」の次期大統領候補として有力視されている安哲秀氏の支持率は７％台と低迷していて、ほかの勢力との連帯が実現するかどうかは定かではありません。