去年の失業者数が、初めて100万人を突破しました。
統計庁によりますと、去年の失業者数は101万2000人で、2015年に比べて3万6000人増加したということです。失業者数が100万人を超えるのは、2000年に集計を始めて以来、初めてです。
一方、去年の、15歳から29歳までの若年層の失業率は9.8%と、過去最高だった2015年の9.2%を上回り、1年で最高水準を更新する結果となりました。若年層の失業者数も、過去最高水準の43万5000人です。
一方、就業者数全体の増加幅は29万9000人で、グローバル金融危機直後の2009年以来、初めて30万人を下回りました。
中でも製造業分野の就業者数は、前の年に比べて5000人減り、2009年以来、7年ぶりに減少に転じました。