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朴槿恵大統領 記者団と突然の懇談会

Write: 2017-01-02 11:30:13

朴槿恵(パク・クネ)大統領は、元日、大統領府青瓦台で記者団と事実上の懇談会を行い、朴大統領を取り巻く疑惑について自ら釈明しました。
この懇談会は開催直前まで予定が明らかにされておらず、元日正午ごろ、大統領秘書室長主催の青瓦台補佐官と記者団との昼食会の直後に突然、行われました。
朴槿恵大統領は、記者ら一人一人と握手を交わしたあと、およそ40分にわたって心境を語ったということです。
この席で朴大統領は、積極的措置を取らなかったと批判されている2014年4月16日の大型フェリー、セウォル号が沈没した当日の対応について、「継続的に報告を受けてチェックしていた」と述べ、正常に職務を遂行していたという認識を強調しました。また、美容整形の手術を受けていたのではないかという疑いについては「手術は受けていない。常識的にあり得ない」と断言しました。
そして「国民の方々には大変申し訳ない気持ちでいっぱいだ。私を助けてくれた人々はただ自分の役目を果たしただけで、賄賂を受け取といった違法な行為はしていないと信じている」と述べました。
また、「最近、メディアで報道されている疑惑の多くが事実とはかけ離れた、誤った情報だ」とも強調し、「一日でも早く韓国の政治状況が安定を取り戻すことを心から願っている」と述べました。
去年12月9日、朴槿恵大統領に対する弾劾訴追案が国会で可決され、朴大統領の職務停止に追い込まれてから記者団に心境を明かしたのはこれが初めてで、憲法裁判所での弾劾審理が3日から始まる前に積極的な反論に出た格好です。

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