2016年も残すところ数日となりましたが、大統領の親友の崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入疑惑に関連して、政界は慌しく動いています。
国会の国政調査特別委員会は26日、ソウル拘置所を訪れ、崔順実被告や大統領府の前秘書官ら3人に対する聴聞会を開きました。
また、与党セヌリ党から離党を決めた非主流派も慌しく動いています。
離党を決めた非主流派は来年1月24日の新党結成に向けて、残留派に対して新党結成に加わるよう呼びかけています。
これまで離党を表明した議員は31人ですが、さらに離党する議員が増えるだろうとする見方もあります。
一方で、最大野党「ともに民主党」の非主流派議員30人は26日、国会で憲法改正についての討論会を開きました。
与党セヌリ党は二つに割れ、一方で憲法改正についての論議が進む場合、次期大統領選挙に向けて、政界改編が加速化するものとみられます。