韓国外交部は、北韓に対する制裁を継続していく方針を明らかにしました。
外交部の関係者は12日、国務総理が大統領の権限を代行していることに関係なく、北韓に対する制裁と圧力は継続していくと語りました。
また、13日にソウルで開かれる韓日米3カ国の6か国協議首席代表による会合で、国連安保理の制裁決議や各国独自の制裁の履行について協議するほか、北韓に対する制裁の効果を上げるために中国やロシアの協力を求めていくことについても協議するとしました。
この関係者は、安保理で決議が採択される際、中国は北韓に対して挑発を自制すると伝えたとして、中国の役割を評価しました。
一方、大統領の職務が停止していることに関連して、首脳レベルの外交について憂慮する声が上がっています。
今のところ大統領権限代行の外国訪問は予定されておらず、外国の首脳の韓国訪問も予定がなく、当分は首脳レベルの外交が中断するのではないかとする見方もあります。
外交部の関係者はこれについて、首脳外交の日程は毎年1月末に決まるとしました。