黄教安（ファン・ギョアン）大統領権限代行は12日、政府総合庁舎で国政懸案に関する関係閣僚会議を主宰し、「国政の安定が何よりも重要だ」と強調しました。
黄教安大統領権限代行は午前中に開かれた外交及び安全保障、経済分野の関係閣僚会議で、「国政の安定が何よりも重要な課題だ」としたうえで、緊張感を維持したまま各種の懸案に対応していくよう促しました。
特に経済分野について、世界経済の減速リスクが続いていると指摘し、輸出の伸び悩みやアメリカの利上げなどの懸案に積極的に対応していくよう強調しました。
黄教安大統領権限代行は、高病原性鳥インフルエンザが拡大していることを受けて、高病原性鳥インフルエンザに関連した関係閣僚会議を別途主宰し、全国的な移動禁止措置を取るなど、より積極的に対応していくよう促しました。
黄教安大統領権限代行は、午後には大統領府青瓦台の首席秘書官による主要政策懸案報告を受ける予定です。