高病原性鳥インフルエンザの感染が拡大しています。
11日には7カ所の農家で新たに高病原性鳥インフルエンザの感染が確認され、これまで全国で127カ所の農家で高病原性鳥インフルエンザの感染が確認されました。
これまで鶏やアヒル810万羽が殺処分され、今後も156万羽の殺処分が予定されています。
感染が確認されたH5N6型の高病原性鳥インフルエンザは、大陸間を移動する渡り鳥を介して韓国国内に広まったとみられていますが、感染力が強く、済州島を除く、全国に拡大しています。
政府は、さらなる拡大を阻止するため、13日午前0時から48時間、全国で鶏やアヒルの移動を禁止する措置を取ることにしていますが、拡大を阻止できない場合、高病原性鳥インフルエンザで最悪の被害があった2014年を上回る被害が予想されます。