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韓・中米6か国のFTA 交渉妥結

Write: 2016-11-17 12:10:06

韓国政府と中米6か国とのFTA=自由貿易協定交渉が妥結しました。
周亨煥(チュ・ヒョンファン)産業通商資源部長官は韓国時間の17日、ニカラグアで、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、パナマ、グアテマラ、コスタリカの中米6か国の通商相とともに、FTA交渉妥結を正式に宣言しました。
中米6か国とのFTA交渉が同時に妥結するのは、アジアで初めてです。
今回の協定で韓国と中米6か国は、輸出品目95%以上に対して、直ちにまたは段階的に関税を撤廃することになりました。
今回の合意により、韓国から中米6か国に輸出される自動車や鉄鋼、化粧品、医薬品などの関税が即時または段階的に撤廃され、輸出が増加するものと期待されています。
一方、輸入品目では、米を除いたコーヒー、砂糖、バナナなどが開放され、韓国の果物農家などが打撃を受けることは避けられない見通しです。
中米6か国は、韓国からの輸出額は去年、32億6900万ドルで、全体の輸出に占める割合が0.6%とごくわずかですが、人口規模が大きい上、今後成長する潜在力があり、市場を先取りする効果があると評価されています。
産業通商資源部は、「アメリカのトランプ次期政権が保護貿易を強めることが懸念されているなか、今回の協定が、中米を経てアメリカに輸出する新たな足がかりになり得る」としています。

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