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朴大統領 国務総理内定を事実上撤回

Write: 2016-11-08 15:07:31

朴槿恵(パク・クネ)大統領は8日午前、国会を訪問して丁世均(チョン・セギュン)国会議長と面談し、国会が推薦する国務総理を受け入れるとしました。
8日午前10時30分、朴大統領がソウルの国会議事堂に入ると、ともに民主党や正義党などの野党議員たちが「大統領は国政から離れろ」などと書かれた紙などを持って抗議しましたが、物理的な衝突はなかったということです。
13分にわたって行われた面談で、朴大統領は、国政を正常化させることが重要だと考え、国会議長との面談を決めたと述べたうえで、「国会で与野党合意のもと、優秀な人を推薦すれば、その人を総理に任命し、内閣を実質的に統括するようにする」と話しました。これは事実上、金秉準(キム・ビョンジュン)氏の国務総理内定を撤回する趣旨の発言とみられています。
こうした朴大統領の発言については、大統領が総理の人事権を放棄し、総理の権限を強化すると表明したとの分析が出ています。
こうした大統領の発言を受け、丁世均国会議長と与野党の院内代表は、正義党を含めて8日午後、緊急の会合を持ち、総理推薦者などについて議論するとしています。
一方、最大野党のともに民主党と国民の党は、朴大統領が一方的に金秉準(キム・ビョンジュン)氏を国務総理に内定したことを受けて、総理指名撤回を求めて朴大統領との対話を拒否しているため、この日、朴大統領と野党代表間の会談は行われませんでしたが、大統領府青瓦台は、今後、野党代表との話し合いも行うよう引き続き努力する方針だとしています。

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