2026年サッカーワールドカップのアジア2次予選に臨む韓国代表メンバー23人が11日、発表され、「内紛騒動」で物議を醸したイ・ガンイン選手も招集されました。
2026年のサッカーワールドカップは、史上初めてアメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催で行われることになっていて、韓国は今月、ホームアンドアウェー方式でタイと対戦することになっています。
サッカーの韓国代表チームは、先月、アジアカップの準決勝で敗退した責任を問われてクリンスマン監督が解任され、23歳以下のサッカー韓国代表の監督を務めるファン・ソンホン氏が、暫定的に指揮を執っています。
アジアカップの期間中、食事の時間に卓球をして遊んでいたイ・ガンイン選手が、それを注意したキャプテンのソン・フンミン選手と揉み合いになり、その過程でソン・フンミン選手が指を脱臼したと報じられました。これを受けて、イ・ガンイン選手を韓国代表メンバーから外すべきだという声が上がっていました。
これについて、ファン監督は、「今回の騒ぎについては、メンバーだけでなくチーム全体が責任を感じている。罪を償う気持ちで、ベストを尽くしてタイと戦う」と語りました。
韓国代表は21日に韓国で、26日にタイで、いずれもタイ代表と対戦します。