ことし2月の輸出額は、主力商品である半導体の輸出が大幅に増えたことなどにより、5か月連続で増加し、524億1000万ドルになりました。
産業通商資源部が1日にまとめたところによりますと、先月の輸出額は524億1000万ドルで、去年の同じ期間に比べて4.8%増えました。
月間の輸出額は、去年10月にプラスに転じてから、5か月連続で増えました。
主力商品である半導体の輸出が大幅に増えたことや、最大の輸出先である中国向けの輸出が黒字に転じたことなどが背景にあります。
2月の半導体の輸出額は99億ドルで、去年の同じ期間に比べて66.7%増え、4か月連続で増加しました。増加率は2017年10月以来の高水準となっています。
2月の対中貿易収支は2億4000万ドルの黒字で、おととし9月以来、1年5か月ぶりに黒字に転じました。
一方、2月の輸入額は481億1000万ドルで、去年の同じ期間に比べて13.1%減少しました。