メニューへ 本文へ
Go Top

社会

高齢運転者による衝突事故 ここ4年で50%増加

Write: 2024-02-29 12:05:07Update: 2024-02-29 14:12:25

高齢運転者による衝突事故 ここ4年で50%増加

65歳以上の高齢ドライバーによる衝突事故が、ここ4年で50%増えました。 
 
65歳以上の高齢ドライバーによる衝突事故は、2020年の3435件から去年は5142件に増え、およそ50%増加しました。

一方、同じ期間の20代から30代による衝突事故は、およそ12%減りました。
 
自治体は、高齢ドライバーに対して、免許の自主返納を呼びかけていますが、返納率は2%前後にとどまっています。

保険会社のサムスン火災によりますと、韓国で緊急ブレーキ装置の普及率はおよそ30%ですが、高齢者が運転する車に限ってみると、普及率はおよそ16%と、全年代の平均の半分程度となっています。
 
政府は去年、法律を改正し、新車への緊急ブレーキ装置の搭載を義務付けました。
 
ただ、緊急ブレーキ装置が搭載された新車の価格はより高額なため、高齢者に対して補助金を出すことや、保険料の割引率を高めるなどの支援策が必要だとする指摘が出ています。
 
高齢化が今後さらに進むことで、65歳以上の高齢運転者が2040年には1300万人を突破するという見通しも出ています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >