ことしの消費者物価指数は、去年に比べて3.6%上昇し、物価高の流れが続きました。
統計庁が発表した物価の動向によりますと、ことしの消費者物価指数は去年に比べて3.6%上昇しました。
去年の上昇率5.1%に比べると、上昇の幅は小さくなりましたが、おととしの2.5%に比べると、依然として高い水準です。
年間の物価上昇率が3%を超えたのは、この10年間で、去年とことしの2回だけです。
項目別では、電気・ガス・水道が20%上昇し、2010年以降で最も高い上昇率となっています。
生鮮食品の物価は、果物などの価格が大幅に値上がりしたことから、6.8%上昇しました。
国際原油価格が下がったことで、石油類は11%下落しました。
韓国銀行は、農産物や石油類の価格が急騰しないことを前提に、今後、物価上昇率は少しずつ鈍化するという見通しを示しています。