首都圏に住む会社員の通勤時間は、1日平均およそ1時間23分であることがわかりました。
統計庁は、新しい試みとして、通信大手のSKテレコムが収集する契約者の移動データに基づいて、通勤にかかる時間を分析した結果を地域別に発表しました。
SKの契約者のうち、特定のオフィスに定期的に通勤する全国712万人が対象となったということです。
分析の結果、通勤にもっとも時間がかかる地域は首都圏で、1日平均83.2分でした。
通勤時間がもっとも短かった地域は江原道(カンウォンド)で、1日平均52.1分でした。
全国の平均は72.6分でした。
退勤時間は、午後5時前が32.4%でもっとも多く、次いで午後5時から6時が20.8%でした。
統計庁は、今回の調査結果を、労働環境を改善するとともに、交通の利便性を高めるための政策の策定に活用するとしています。