去年から国際スケート連盟の会長を務めているサムスン・グローバルリサーチの金載烈（キム・ジェヨル）社長が、IOC＝国際オリンピック委員会の新たな委員に選出されました。これにより、韓国人の委員は3人になりました。 
 
IOCは17日、インドのムンバイで開かれた総会で、新たな委員を選ぶ投票を行い、金会長は賛成72票、反対1票で、当選しました。

IOC委員会のメンバーは107人で、このうち、アジアでは日本と中国に続いて、韓国からも3人の委員が参加することになりました。
 
ほかの2人の韓国の委員は、大韓卓球協会の柳承敏（ユ・スンミン）会長と大韓体育会の李起興（イ・ギフン）会長です。
 
金会長は、2018年の平昌オリンピックで組織委員会の副委員長を務めたほか、去年2月の北京オリンピックでは、IOC調整委員会の委員と国際スケート連盟の執行委員として活動しました。
 
そのあと、去年6月には、ヨーロッパ以外の国から初めて、国際スケート連盟の会長に就任しています。