杭州アジア大会の5日目、韓国は体操、フェンシング、競泳で5つの金メダルを獲得し、これで金メダルは合わせて24個となりました。
韓国は大会5日目の28日、体操男子種目別床運動で、キム・ハンソル選手が14.900点をマークし、優勝しました。
キム・ハンソル選手は、前回の2018年ジャカルタ大会に続いて2連覇を達成しました。
フェンシング男子サーブル団体では、オ・サンウク選手、ク・ボンギル選手、キム・ジョンファン選手、キム・ジュンホ選手からなる韓国チームが、決勝で中国を下し、アジア大会3連覇を達成しました。
このうち、オ・サンウク選手は、25日に男子サーブル個人でも金メダルを獲得していて、大会2冠に輝きました。また、ク・ボンギル選手は、アジア大会通算6個目の金メダルとなりました。
フェンシングの韓国代表チームは、今大会で6つの金メダルを獲得し、2010年広州大会から4大会連続の総合優勝を達成しました。
競泳男子50メートル・バタフライ決勝では、ペク・インチョル選手が23秒29の韓国新記録を樹立し、韓国選手として初めて優勝しました。
続いて行われた男子800メートル自由形では、キム・ウミン選手が7分46秒03の大会新記録を打ち立てて金メダルを獲得し、男子800メートル・リレーとの2冠を達成しました。
競泳韓国代表チームは、今大会で5つの金メダルを獲得し、金メダルの数は過去最多になりました。
今大会、初めて正式競技となったeスポーツでは、格闘ゲーム「ストリートファイター5」の決勝で、キム・グァンウ選手が台湾の選手を下して優勝しました。
大会6日目の29日には、韓国勢はセパタクローの女子レグ団体で銀メダルを獲得し、フェンシング女子サーブル団体では銅メダルを獲得しました。
29日午後3時までの韓国の成績は、金メダル24個、銀メダル24個、銅メダル40個を獲得し、中国に次いで総合順位2位となっています。
一方、北韓は28日、射撃の女子クレー・ランニングターゲット団体と体操女子で合わせて3つの金メダルを獲得し、29日午前10時の時点で、金メダル3つ、銀メダル5つ、銅メダル4つで、総合順位10位となっています。