杭州アジア大会、韓国は26日、射撃の団体戦で金メダルと銅メダルを獲得しました。また、ラグビーは決勝に、フェンシングは準決勝に進んでいます。
射撃の男子10メートルランニングターゲット・ミックスラン団体で、韓国代表は1116点をマークし、参加国5か国のうち1位になりました。
また、混合団体10メートルエアライフルの3位決定戦では、インドを20対18で下し、銅メダルを獲得しました。
ラグビーは、男子7人制の準決勝が行われ、韓国は中国を36対7で下し、決勝戦に進出しました。
26日午後7時すぎから行われる決勝戦の相手は、日本に勝った香港です。優勝すれば2002年の釜山大会以来、21年ぶりに韓国チームがラグビーで金メダルを獲得することになります。
フェンシングの女子サーベル個人では、ユン・ジス選手が準々決勝でシンガポールの選手に15対6で勝利し、準決勝に勝ち進みました。
フェンシングの個人戦では、3位決定戦が行われず、準決勝の敗者2人ともに銅メダルを授与するため、ユン選手は準決勝で負けたとしても銅メダル獲得となります。
今大会、韓国は26日午後3時の時点で、金メダル11個、銀メダル10個、銅メダル15個を獲得し、中国に続いて総合順位2位となっています。
一方、テニス男子シングルスのクォン・スヌ選手は、2回戦で、世界ランキングで500位以上差のあるタイの選手にセットカウント1対2で敗れました。
クォン選手は、試合終了後、悔しさのあまりラケットをコートに叩きつけ、相手選手との握手も行わなかったため、現地のSNSなどで動画が拡散し批判が高まっています。
クォン・スヌ選手は、今大会、男子ダブルスにも出場しています。