アジアのスポーツの祭典、アジア大会が23日、中国浙江省の杭州で開幕します。新型コロナの影響で1年遅れの開幕となった今大会は、来月8日まで熱戦が繰り広げられます。
23日に行われる開会式で、韓国の選手団は、フェンシング男子のク・ボンギル選手と、競泳女子のキム・ソヨン選手が旗手を務めます。
韓国からは、過去最多となる1140人の選手が39の競技に出場します。
韓国代表は、金メダル50個と、2大会連続の総合3位を目指しています。
20日に杭州入りした韓国代表選手団は、翌日、選手村に入りました。
総監督を務めるチャン・ジェグン氏は、「選手たちには良い結果を出して、国民とともに笑ってほしい」と語りました。
一方、北韓の選手団も22日、選手村に入りました。
北韓は、新型コロナウイルスの影響で、2018年のジャカルタ・アジア大会を最後に、海外のスポーツイベントには参加していませんでした。
2021年に開かれた東京オリンピックにも参加せず、IOC=国際オリンピック委員会から資格停止処分を受けましたが、昨年の末に資格停止の期間が満了し、今大会に出場することになりました。
北韓は、サッカー、陸上、射撃、レスリングなど18競技に選手191人を派遣しています。