韓国と日本のコンテンツ制作会社が、韓国のウェブトゥーン「高手(コス)」を共同でアニメ化します。
韓国のStudio Nと日本の東映アニメーションは、グローバル市場を狙ったヒット作の創出を目指すとしています。
「高手」は、2015年から2021年まで、Naver Webtoonで連載されたウェブトゥーンで、日本語、英語、中国語にも翻訳され、累計閲覧数が14億回に上る、人気の作品です。
Studio Nの權娓慶(クォン・ミギョン)社長は「グローバル市場が注目するNaver Webtoonの知的財産を、日本一の制作会社と共にアニメーションとして披露することになり大いに期待している。今回のパートナーシップは、Studio Nのアニメーション事業の実力を一層強化できる機会になるだろう」とコメントしました。
東映アニメーションの鷲尾天エグゼクティブプロデューサーは「ウェブトゥーン『高手』は、壮大な世界観と力強いストーリー、魅力的なキャラクターを兼ね備えた素晴らしい作品だ」としたうえで、「ウェブトゥーンの映像化をリードするStudio Nと、アクション大河ドラマアニメーションを得意とする東映アニメーションが手を携えて、グローバルヒット作を作り上げる非常に有意義な試みである」と語りました。