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韓半島

金正恩氏が火力襲撃訓練を視察 娘も同行

Write: 2023-03-10 13:07:38Update: 2023-03-14 17:12:02

金正恩氏が火力襲撃訓練を視察 娘も同行

Photo : YONHAP News

北韓の金正恩(キムジョンウン)国務委員長が9日、朝鮮人民軍の西部戦線で行われた「火力襲撃訓練」を視察したと、朝鮮中央通信が10日報じました。 
 
それによりますと、金委員長は、朝鮮人民軍西部戦線の重要作戦任務を担う「火星(ファソン)砲兵部隊」を現場で直接指導し、その後、「火力襲撃訓練」を視察したということです。
 
娘のジュエさんも同行したということです。
 
朝鮮中央通信は、訓練について、「敵の作戦飛行場を想定して一斉攻撃を加えた」と伝えていて、このところ相次いで韓米合同空中訓練が行われた韓国の空軍基地を想定したものであることを示唆しました。
 
また、配信された写真では、ミサイル6発が移動式発射台から同時に発射される様子が写っています。
 
韓国軍の合同参謀本部は9日、北韓が西部の南浦(ナンポ)付近から西海(ソヘ)に向けて短距離弾道ミサイルを発射したと発表しており、これを指すものとみられます。
 
合同参謀本部は、北韓がミサイルを発射してから1時間20分後の9日午後7時45分ごろに、北韓が南浦付近から1発の短距離弾道ミサイルを発射したと発表しましたが、それから数時間後の午後10時5分ごろに、発射されたミサイルは複数だったと訂正しています。
 
北韓が9日に発射したミサイルは、有事の際に最前方の砲兵部隊から発射するもので、韓国軍が対応に重点を置いている、北韓版「イスカンデル」と呼ばれる「KN23」や、地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」に似た「KN24」、 北韓が「超大型放射砲」と呼ぶ「KN25」などの短距離弾道ミサイルよりも低い高度で短い距離を飛行しており、発射の兆候をつかみにくく、韓米の監視網をくぐり抜ける可能性があるという指摘が出ています。

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