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社会

文政権の元法相 懲役2年判決 子どもの不正入学などの罪

Write: 2023-02-03 15:33:59Update: 2023-02-03 16:01:00

文政権の元法相 懲役2年判決 子どもの不正入学などの罪

Photo : YONHAP News

ソウル中央地方裁判所で3日、文在寅(ム・ンジェイン)政権時代の元法務部長官で、収賄や職権乱用などの罪に問われた曺国(チョ・グク)被告の一審判決公判が開かれ、裁判所は曺被告に対し、懲役2年の判決を言い渡しました。判決のあと、曺被告は、控訴する意向を示しました。 
 
曺被告は、娘と息子の不正入学に絡む業務妨害、虚偽公文書の作成と行使などの罪や、娘の奨学金600万ウォンを不正に受給した収賄罪などで、2019年12月に起訴されました。さらにその翌月には、韓国政府の元高官の内部監査を中断させた、職権乱用などの罪で追起訴されるなど、合わせて12の罪で起訴されていました。
 
検察は、懲役5年と罰金1200万ウォン、追徴金600万ウォンを求刑していました。
 
3日に開かれた一審判決公判で、裁判所は、娘と息子の不正入学に絡む罪について、有罪と判断しました。また、娘の奨学金600万ウォンを不正に受給した収賄罪については、賄賂ではないものの不正請託禁止法に違反したと判断したほか、政府の元高官の内部監査を中断させた職権乱用の罪についても、有罪とし、懲役2年、追徴金600万ウォンを言い渡しました。
 
ソウル地裁は、賄賂の授受、証拠偽造教唆、公職者倫理法違反などについては、無罪と判断しました。 
 
曺被告は、判決のあと、「収賄罪や公職者倫理法などの罪については無罪と判断されたことについて、裁判所に感謝する。有罪判決が出された罪については控訴し、法廷でさらに争う」と述べました。
 
一方、曺被告の妻で、娘の不正入学をめぐる業務妨害や私文書偽造などの罪に問われた鄭慶心(チョン・ギョンシム)東洋(トンヤン)大学元教授は、最高裁に当たる大法院で懲役4年の判決が確定していますが、息子の不正入学に絡み追起訴され、3日の公判で、さらに1年の懲役が言い渡されました。

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