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サイエンス

温室効果ガス 排出量減らなければ韓国南部の冬なくなる

Write: 2022-12-29 14:57:35Update: 2022-12-29 16:03:38

温室効果ガス 排出量減らなければ韓国南部の冬なくなる

Photo : YONHAP News

温室効果ガスの排出量が減らない場合、韓国の南部では今世紀末に冬がなくなるという分析結果が出されました。  
 
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第6次評価報告書にもとづいて気象庁が韓半島の気候変動を予測した結果、温室効果ガスの排出量がいまのまま推移すれば、今世紀末の2081年から2100年には、首都圏の年平均気温が現在と比べて6度7分上昇するということです。
 
韓国では、1日の平均気温が5度を下回った日が10日連続すると冬の始まりとされていますが、1年間の冬の日数は、光州(クァンジュ)、大邱(テグ)、釜山のいずれも0日と、慶尚北道(キョンサンブクド)を除く南部では冬がなくなるということです。
 
一方、一日の最高気温が25度を超える夏日の日数はソウルが188日に増えるなど、全国ほとんどの地域で夏が半年以上になる見通しです。
 
2070年にカーボンニュートラルを達成する場合でも、夏日は全国平均で20日増え、冬日は30日ほど減るとされています。
 
各自治体の気温や降水量、季節の長さなどの気候変動の見通しは、気候情報ポータルサイト(www.climate.go.kr)で確認できます。

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