ロシアとウクライナが5日、合わせて314人の捕虜の交換で合意しましたが、韓国への亡命の意思を示してきた北韓軍兵士2人は、今回の交換対象から外れたことがわかりました。
脱北者支援団体が6日に明らかにしたところによりますと、ウクライナ国防省の戦争捕虜処遇調整本部は、今回の交換対象の名簿から北韓軍兵士2人を除外したということです。
2人は現在、ロシア軍の捕虜とともに、ウクライナの捕虜収容施設に収容されています。
この2人は、おととし、ロシアへ派遣され、ウクライナとの国境に近いクルスク地域の戦闘に投入されたあと、去年1月に捕虜となりました。
その後、1人は去年3月、もう1人は10月に、それぞれ亡命の意思を表明し、韓国入りを希望していることが確認されています。
韓国の外交当局は、「北韓軍兵士も憲法上、韓国国民に該当する」としたうえで、「韓国入りを希望する場合は、全員を受け入れ、本人の意思に反する強制送還は認めない」という立場を改めて示しました。
政府は、この原則をウクライナ側に伝え、外交ルートを通じて協議を続けているとしています。