韓国のことし1月の消費者物価は、1年前に比べて2.0%上昇し、上昇率は5か月ぶりの低い水準となりました。
国家データ処が3日、発表したところによりますと、先月の消費者物価指数は118.03で、前の年の同じ月に比べて2.0%上昇しました。去年12月と比べると0.4%の上昇です。
2.0%の上昇率は、韓国銀行が示す物価安定目標の水準です。消費者物価の上昇率は、去年9月が2.1%、10月と11月が2.4%となり、去年9月以降2%台が続いていますが、上昇幅は去年10月以降、徐々に鈍化しています。
物価上昇率が2.0%まで下がった背景には、去年12月に6.1%まで上昇して物価を押し上げていた石油類の価格が、国際原油価格の下落を受けて1年前の水準まで落ち着き、5か月ぶりに上昇が止まったことがあります。
国家データ処は、「平均為替レートに大きな変動がないなか、ドバイ原油の国際価格が、去年1月のおよそ80ドルから、1年で60ドル台に下がった」と説明しています。
農畜水産物は、2.6%上昇しました。依然として高い水準ですが、去年9月の1.9%以降、最も低い上昇幅です。
一方、コチュジャンやチョコレート、ラーメンなどの加工食品は2.8%上昇し、5か月ぶりに上昇幅が拡大しました。
また、旧正月「ソル」を前にコメの価格が高騰した影響で、旧正月に需要が高まる餅も、3年ぶりに大きな上昇となりました。コメの価格は18.3%上昇し、去年4月から10か月連続で値上がりしています。