韓国北部・江原道(カンウォンド)華川(ファチョン)郡で開催されている「氷の国 華川ヤマメ祭り」で、開幕から2週間で来場者が100万人を超えました。
この祭りは、厳しい寒さで川が凍結する毎年1月ごろに行われ、氷に開けた穴から釣り糸を垂らしてヤマメを釣る「氷上釣り」が目玉となっています。
江原道と華川郡が24日に発表したところによりますと、ことしの祭りは、10日の開幕から23日までに94万5908人が来場しました。24日には10万人を超える観光客が訪れたとする暫定集計もあり、累計は100万人を上回ったとしています。
ことしは、天候が悪化した場合に氷上釣り体験の定員を制限したり、一部のプログラムを中止したりするなど、安全を最優先にした運営が行われました。こうした対応が来場者の信頼につながり、集客の増加を後押ししたと評価されています。
また、氷上釣りに加え、札幌雪祭りや中国・ハルビンの氷祭りを参考にした祭り広場を設けたほか、雪像展示、そり遊びなど多彩なイベントも用意され、来場者の関心を集めました。
さらに、祭りへの入場料の一部を地域商品券として還元する仕組みによって、観光客は地元の農産物を購入したり、商店で現金のように使うことができます。これにより、観光客は費用負担を抑えられる一方、農閑期にあたる地域の農業関係者や小規模事業者は売り上げの確保につながっているということです。
祭りの期間中、住民や大学生などおよそ1000人が働き口を得たほか、外国人観光客の受け入れも進められており、この祭りには、毎年およそ10万人の外国人観光客が訪れているということです。