北韓と関連があるとみられるハッカー集団が、QRコードを悪用した新たなフィッシング攻撃を相次いで仕掛けているとして、韓国政府が注意を呼びかけました。
科学技術情報通信部と韓国インターネット振興院が13日、発表したところによりますと、最近、政府機関や国内外のシンクタンクの職員を装って、QRコードの読み取りを促したうえで悪質なアプリや偽のサイトに誘導し、個人情報や金銭を盗み取る「キューシング」と呼ばれる攻撃が確認されました。
これらの攻撃は、北韓と関係のあるハッカー組織によるものとみられています。
科学技術情報通信部は、出所がはっきりしないQRコードは読み取らないよう呼びかけるとともに、不審に感じた場合は、メッセンジャーアプリ「カカオトーク」が提供するキューシング確認サービスを利用するよう求めています。
アメリカFBI=連邦捜査局も11日、北韓のハッカー組織「キムスキー」が政府や学界、企業関係者を狙ってキューシング攻撃を行っているとして、警告を出しています。
一方、国家情報院によりますと、北韓のハッカー組織は去年、およそ2兆2000億ウォンにのぼる金銭を不正に奪ったということです。