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経済

消費財の輸出増加 化粧品と食品が初の10大品目入り

Write: 2025-12-29 09:52:33Update: 2025-12-29 10:19:34

消費財の輸出増加 化粧品と食品が初の10大品目入り

Photo : YONHAP News

韓流の中東やアフリカへの拡大とともに、食品と化粧品が初めて10大輸出品目に入り、韓国の消費財が新たな輸出の原動力として定着していることがわかりました。
 
大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によりますと、ことし11月の時点で、農水産食品や化粧品など5大消費財の輸出額は合わせて422億ドルで、年間では過去最高を更新する見通しです。このうち農水産食品は113億ドルで9位、化粧品は104億ドルで10位となり、そろって10大輸出品目に入りました。10年前の2015年には、それぞれ12位と37位でした。
 
K-POPやドラマ、映画など韓流の広がりによって、韓国製品に対する信頼や好感度が高まったことが背景にあります。とくに、中東・アフリカをはじめ、いわゆる「グローバルサウス」と呼ばれる新興国・途上国を中心に若年層の需要が急速に増え、ことしの5大消費財の輸出は全体の6.6%まで拡大しました。今後も10%台まで伸びるとの見通しも出ています。大韓貿易投資振興公社によりますと、グローバルサウスのなかでも、UAE=アラブ首長国連邦やトルコなどで成長が目立ったということです。
 
政府と大韓貿易投資振興公社は、「消費財の輸出拡大は韓国の輸出において、画期的な変化と言える」としていて、文化と産業が結びつく好循環を通じて、消費財の輸出を韓国経済の新たな成長エンジンに育てる方針です。

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