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政治

韓米 原子力推進潜水艦巡る協議を加速

Write: 2025-12-24 14:57:05Update: 2025-12-24 15:16:05

韓米 原子力推進潜水艦巡る協議を加速

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカは、原子力推進潜水艦をめぐる協力について、別途の協定が必要だという認識で一致し、来年初めにアメリカの実務代表団が韓国を訪れるのを機に、協議を加速させる方針です。
 
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は24日、青瓦台で行ったアメリカ、カナダ、日本への訪問結果に関する記者会見で、「アメリカとの合意内容をまとめた『ファクトシート』のうち、安全保障分野の内容を履行するため、アメリカを訪問した」と説明しました。
 
そのうえで、「濃縮や再処理の問題については、李在明(イ・ジェミョン)大統領がこれまで繰り返し強調してきた核不拡散への強い意思を、アメリカ側に明確に説明した」と述べ、「この協力が、韓米両国のエネルギー安全保障の観点からも戦略的な協力であることを強調した」と話しました。
 
魏室長はまた、ルビオ国務長官兼国家安全保障担当大統領補佐官や、ライト・エネルギー長官など、アメリカ政府の主要な関係者と会談したことも明らかにしました。
 
さらに、今回の原子力推進潜水艦での協力は、核兵器の保有を前提とするものではなく、低濃縮核燃料を使用する原子力推進潜水艦によって、監視や防衛能力を強化する構想であり、「韓国としては国際的な核不拡散の原則を堅持するという立場を、アメリカ側に明確に伝えた」と述べました。
 
魏室長は、「韓米間で別途の協定が必要だという認識で一致した」としたうえで、「来年初めにアメリカの実務代表団が韓国を訪れ、原子力推進潜水艦や濃縮・再処理の問題について、案件ごとに本格的な協議を行う予定だ」と説明しました。
 
そのうえで、「来年はアメリカで中間選挙が行われる年にあたるため、政治日程が本格化する前に、スピード感を持って進める必要があるという点で、アメリカ側も共感している」と述べました。

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