韓国国内の大企業のCEOのうち、「SKY」と呼ばれる韓国を代表する名門大学のソウル大学、高麗(コリョ)大学、延世(ヨンセ)大学の出身者が3割を占めていることがわかりました。
企業分析を専門とする「韓国CXO研究所」が22日、国内の売上高上位1000社を対象にCEOの出身大学を分析した結果、「SKY」出身のCEOは1407人のうち409人で、全体の29.1%でした。これは去年より0.5ポイント低下しています。
「SKY」出身のCEOの割合は2008年に45.6%に達しましたが、2019年に29.4%となって以降、ことしまで7年連続で30%を下回っています。大学別では、ソウル大学出身が189人で最も多く、次いで延世大学が112人、高麗大学が108人でした。
特に、ソウル大学出身者の割合は、2019年の15.2%から2020年14.9%、2021年14.1%、2022年13.9%、2023年13.8%、2024年13.6%と、7年連続で低下しています。
これについて「韓国CXO研究所」は、若いソウル大学出身のCEOが相対的に少なく、海外の大学を卒業した若手経営者が増えた結果だと分析しています。