俳優のイ・ビョンホンさんが、アメリカのニューヨーク・タイムズ・マガジンが選ぶ「2025年の最高の映画で優れた演技を見せた俳優10人(Great Performers)」に選ばれました。
ニューヨーク・タイムズ・マガジンは、ことしを代表する映画で優れた演技を披露した俳優10人を選出し、それぞれの演技論や制作の舞台裏についてのインタビューを掲載しています。
同紙は、映画『仕方がない』に出演したイ・ビョンホンさんの演技について、「国境や言語を超え、感情の深みと人間の内面を豊かに表現した」と評価し、世界の観客に強い印象を残した俳優として注目しました。
ことし9月に公開されたパク・チャヌク監督の新作映画『仕方がない』で、イ・ビョンホンさんは会社を解雇されたあと、再就職のためにライバルを次々と排除していく主人公のマンスを演じています。
今回のリストには、イ・ビョンホンさんのほか、30年ぶりに復活した映画『裸の銃を持つ男』シリーズに出演したリアム・ニーソンや、映画『ルーフマン』のキルスティン・ダンストなど、世界で活躍する俳優が名を連ねました。
イ・ビョンホンさんは同作で、第83回ゴールデングローブ賞のミュージカル・コメディ部門・主演男優賞にもノミネートされています。
今回の発表を受け、アメリカ・ゴールデングローブ賞の結果への期待も高まっています。授賞式は2026年1月11日、ロサンゼルスで開かれる予定です。