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文化

宗廟周辺を世界遺産地区に指定 ソウル市の再開発構想に影響も

Write: 2025-12-12 13:49:03Update: 2025-12-12 15:09:46

宗廟周辺を世界遺産地区に指定 ソウル市の再開発構想に影響も

Photo : YONHAP News

ユネスコ世界文化遺産に登録されている宗廟(チョンミョ)周辺の開発をめぐる議論が進むなか、ソウルの宗廟一帯が世界遺産地区に指定されました。
 
国家遺産庁は、先月行われた文化遺産委員会の審議を経て、宗廟とその周辺およそ19万4000平方メートルを、世界遺産地区として正式に指定しました。
 
国家遺産庁は、宗廟の「顕著な普遍的価値」を体系的に保存・管理するための措置だと説明しています。
 
宗廟は、朝鮮王朝の歴代の国王と王妃の位牌を祀る霊廟で、現在も国家レベルの祭礼が行われています。
 
一方、宗廟は1995年に世界遺産に登録されて以降、長年にわたり世界遺産地区としての指定は行われず、文化財保護区域や歴史文化環境保全地域など既存の制度を通じて管理されてきました。
 
世界遺産地区制度は、2020年に世界遺産法が施行されて導入された比較的新しい制度で、政府はこれまで既存の規制だけでも管理は可能だと判断してきました。
 
しかし、最近、宗廟の向かい側にあたる再開発地域「世運(セウン)4区域」で、ソウル市主導の高層ビルの再開発構想が進められ、景観や眺望への影響を懸念する声が強まり、事前の管理が必要だとして、世界遺産地区の指定につながりました。
 
世界遺産地区に指定されると、遺産に悪影響を及ぼすおそれのある開発事業は、遺産影響評価を受けることが義務付けられています。
 
世運4区域は世界遺産地区には含まれていませんが、宗廟に重大な影響を与えると判断される場合は、法律に基づき遺産影響評価を求めることができます。
 
今回の指定を受け、都心での再開発と世界遺産保全の両立をめぐる議論が激化するものとみられます。

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