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政治

韓米 新政権発足後初の核協議グループ会合

Write: 2025-12-12 13:06:19Update: 2025-12-12 14:49:41

韓米 新政権発足後初の核協議グループ会合

Photo : YONHAP News

韓国とアメリカの核拡大抑止に関する協議の枠組み「核協議グループ」の5回目の会合が、現地時間の11日、アメリカ・ワシントンで開かれました。
 
会合はことし1月以来、11か月ぶりで、李在明(イ・ジェミョン)政権と2期目のトランプ政権の発足後、初めてとなります。
 
今回の会合には、韓国国防部の金洪哲(キム・ホンチョル)国防政策室長と、アメリカ国防総省のスーファー国防次官補代理が出席し、終了後に共同声明が発表されました。
 
共同声明で金室長は、韓国が韓半島の通常戦力による防衛で主導的な役割を果たす方針を明らかにしました。
 
韓国側が、通常戦力による防衛を主導する方針が核協議グループの声明に明記されたのは、今回が初めてです。
 
アメリカは、核を含むあらゆる範囲の軍事能力を活用して、韓国に拡大抑止を提供するとの公約を改めて確認しました。
 
一方、これまでの会合の声明に盛り込まれていた北韓への警告的な表現は今回は含まれず、会合の結果文書でも北韓への直接的な言及はありませんでした。
 
双方は、核協議グループが韓米同盟と拡大抑止を強化するための継続的な協議体であるとの認識で一致し、情報共有や核・通常戦力の統合演習など、拡大抑止全般に関する議論を続けることで合意しました。

核協議グループは、おととしの韓米首脳会談後に発表された「ワシントン宣言」に基づいて発足した協議体で、北韓の核の脅威に備え、有事の際にアメリカの核戦力と韓国の通常戦力をどのように連携・運用するかを協議する枠組みです。
 
この協議体に対し、北韓は強く反発してきました。

次回の会合は、来年上半期に開催される予定です。

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