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蔚山プロ野球団 来年から2軍リーグに正式参加

Write: 2025-12-11 14:59:27Update: 2025-12-11 15:02:37

蔚山プロ野球団 来年から2軍リーグに正式参加

Photo : YONHAP News

蔚山(ウルサン)プロ野球団が、日本のプロ野球の2軍にあたる韓国プロ野球「フューチャーズリーグ」に来年から参加することになりました。
 
蔚山市が9日、発表したところによりますと、KBO=韓国野球委員会の理事会で、蔚山プロ野球団の2026シーズンへの参加が最終承認されたということです。
 
蔚山は、人口110万人の大都市ですが、プロ野球球団がなく、「プロ野球空白地域」とされてきました。
 
今回の球団創設は、地元の有望選手を育成し、地域を基盤とした野球のシステムを整えることを目的としていて、まずは2軍の「フューチャーズリーグ」から参加することになります。
 
「フューチャーズリーグ」は、選手の育成を中心としていて、外国人選手の年俸の上限が1人当たり10万ドルに設けられているなど、日本のプロ野球とは異なる規定もあります。
 
蔚山プロ野球団は、自由契約選手、海外リーグ経験がありながら国内球団に所属していない選手、そして外国人選手を、最大で4人まで獲得することができます。
 
一方、蔚山プロ野球団の参加により、リーグ構成も調整されます。

蔚山は、南部リーグに編成され、これまで南部リーグ所属だった、国軍体育部隊「尚武(サンム)野球団」は、北部リーグへ移動します。
 
これによって、南部リーグは、KT・NC・ロッテ・サムスン・KIA・蔚山の6チーム、北部リーグは、ハンファ・LG・SSG・斗山(トゥサン)・高陽(コヤン)・尚武の6チームで構成されることになります。
 
来年のフューチャーズリーグは、3月20日に開幕し、1チームあたり116試合、合わせて696試合が行われる予定です。
 
金斗謙(キム・ドゥギョム)蔚山市長は、「市民の誰もが文殊(ムンス)野球場で野球を楽しめるようになる」とし、蔚山が選手育成の新たな拠点になることへの期待を示しました。

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