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経済

忠清南道で初のアフリカ豚熱発生

Write: 2025-11-26 09:53:23Update: 2025-11-26 11:01:42

忠清南道で初のアフリカ豚熱発生

Photo : YONHAP News

韓国最大の養豚地域である忠清南道(チュンチョンナムド)で初めて 豚の伝染病、アフリカ豚熱が確認されました。
 
忠清南道によりますと、25日午前、唐津(タンジン)市のある養豚場で死亡した豚の精密検査を行ったところ、陽性と判定されたということです。
 
この養豚場では、最近5日間で6頭が相次いで死亡しており、忠清南道 の動物衛生試験所が死亡した6頭と、同じ豚舎で飼育された9頭の合わせて15頭を検査したところ、すべて陽性であることが確認されました。
 
疫学調査の結果、死亡した豚は今月初めに慶尚南道(キョンサンナムド)陜川(ハプチョン)の種豚場から導入されていたことがわかりました。
 
忠清南道は直ちにアフリカ豚熱が確認された養豚場の出入りを制限するとともに、半径10キロ以内にある28の養豚場にも移動制限と消毒措置を行いました。
 
また、アフリカ豚熱が確認された養豚場に加え、関連する2か所の養豚場の豚は、25日中にすべて殺処分されました。
 
加えて、飼料工場や屠畜場など関連施設およそ100か所にも移動制限が適用されています。
 
韓国農林畜産食品部は、全国的な拡散を防ぐため、25日午前9時から27日午前9時までの48時間、全国すべての養豚場に一時移動停止命令を出しました。
 
アフリカ豚熱は人には感染しませんが、豚やイノシシに感染する致死率の非常に高いウイルス性の疾病で、韓国では2019年に初めて発生して以降、今回が55例目となります。
 
忠清南道は全国の豚飼育の20%以上を占める最大の生産地域であるため、感染拡大への懸念が高まっています。

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