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政治

李大統領 UAEで首脳会談へ 防衛産業・AI分野での了解覚書に注目

Write: 2025-11-18 14:21:25Update: 2025-11-18 14:51:01

李大統領 UAEで首脳会談へ 防衛産業・AI分野での了解覚書に注目

Photo : YONHAP News

南アフリカで開かれるG20=主要20か国の首脳会議への出席にあわせて、UAE=アラブ首長国連邦を国賓として訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領は、ムハンマド大統領と首脳会談を行います。
 
李大統領は、現地時間の18日、UAE政府による歓迎式を皮切りに、首脳会談、覚書の締結式、そして昼食会へと続く日程をこなします。
 
両国は、「特別戦略的パートナーシップ」を結んでいることから、防衛産業やAI=人工知能を含む未来戦略分野で協力を強化することが主な議題となる見通しです。
 
韓国政府は、今回の会談を通じて、防衛産業分野の協力拡大やAIの共同研究などで、具体的な成果を盛り込んだ覚書が締結されるものと期待しています。
 
これに先立って、姜勲植(カン・フンシク)大統領秘書室長は13日、戦略経済協力特使としてUAEを訪れ、ムハンマド大統領に李大統領の親書を手渡すなど、会談の準備を進めました。
 
首脳会談のあとには、UAEの大統領官邸で文化交流イベントが開かれ、両国の主要関係者が出席する予定です。
 
大統領室は、「今回のUAE訪問は、新政権発足後、初めての中東歴訪であるという点で意義深い」と強調しました。
 
魏聖洛(ウィ・ソンラク)国家安保室長は、「投資、防衛産業、原子力、エネルギーという既存の4大協力を越え、先端技術、保健医療、文化芸術へと関係を広げる契機になる」と述べました。
 
今回の歴訪は、李大統領が「グローバル・サウス」と呼ばれる、中東・アフリカの新興国や途上国との外交ネットワークを広げるため、UAE、エジプト、南アフリカ、トルコの4か国を訪問する日程の第一段階であり、外交多角化戦略の出発点でもあります。

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