メニューへ 本文へ
Go Top

政治

「内乱扇動」容疑の元国務総理 裁判所が逮捕状請求を却下

Write: 2025-11-14 11:20:56Update: 2025-11-14 11:35:46

「内乱扇動」容疑の元国務総理 裁判所が逮捕状請求を却下

Photo : YONHAP News

内乱扇動などの疑いで身柄を拘束された黄教安(ファン・ギョアン)元国務総理に対する逮捕状が、却下されました。
 
ソウル中央地方裁判所は14日、「逃亡のおそれや証拠隠滅の可能性が立証されておらず、事実関係を裏付ける証拠は相当部分すでに確保されている」と判断し、逮捕状の請求を退けました。
 
特別検察官チームは、黄元国務総理が去年、非常戒厳が宣言された当日、自身のSNSに非常戒厳を支持する投稿を行い、内乱を宣伝・扇動した疑いがあるとして逮捕状を請求していました。
 
黄元国務総理は投稿で「国を壊した従北勢力と不正選挙勢力を必ず一掃すべきだ」と記し、さらに「禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長と、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表を逮捕せよ」と書き込みました。
 
特別検察官チームは、公安担当検事出身の黄元国務総理が戒厳の違法性を十分認識できる立場であったにもかかわらず、故意に内乱扇動に該当する文章を掲載したと判断しています。
 
特別検察官チームは、黄元国務総理の自宅の捜索を試みましたが、玄関を施錠して拒否したため執行できず、その後も出頭要請に応じなかったことから、自宅で身柄を拘束しました。
 
黄元総理は取り調べで「戒厳の布告は内乱ではない」と述べ、容疑を全面的に否認しています。
 
裁判所が逮捕状の請求を棄却したことで黄元国務総理は釈放され、拘束されずに捜査を受けることになりました。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >