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社会

黄元国務総理の身柄拘束 内乱宣伝・扇動の疑い

Write: 2025-11-12 13:42:20Update: 2025-11-12 14:02:52

黄元国務総理の身柄拘束 内乱宣伝・扇動の疑い

Photo : YONHAP News

韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領が発令した「非常戒厳」の宣言をめぐる内乱事件を捜査している特別検察チームが、黄教安(ファン・ギョアン)元国務総理の身柄を拘束しました。
 
黄元総理は去年、非常戒厳が宣言された当日、自身のSNSに非常戒厳を支持する投稿を行い、内乱を宣伝・扇動した疑いが持たれています。
 
黄元総理は当時、自身のフェイスブックに「非常戒厳が宣布された。従北勢力と不正選挙勢力を一掃すべきだ。『国民の力』は大統領と共に進め」と書き込み、さらに「禹元植(ウ・ウォンシク)国会議長と、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)代表を逮捕せよ」と主張しました。
 
特別検察チームは、この投稿が内乱の扇動に該当すると判断し、3回にわたり出頭を要請しましたが、黄元総理が応じなかったため、身柄の確保に踏み切りました。これに先立ち、2回にわたって家宅捜索も拒否したと伝えられています。

特別検察チームは12日午前、黄元総理のソウル市内にある自宅に入り、弁護人の立ち会いのもと、身柄を拘束しました。
 
黄元総理は、朴槿恵(パク・クネ)政権で国務総理を務めた人物です。
 
特別検察チームは今回の事件を、尹前大統領による非常戒厳の宣言と関連して内乱を企てたとみており、黄元総理を相手に投稿作成の経緯や共犯関係の有無を調べたうえで、逮捕状を請求する見通しです。

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